こんにちは。
協力隊員には任地赴任後一定期間任地を離れられない任地縛りというルールがあります。
南アフリカの場合は任地赴任後3ヶ月間は任地(の州)を離れられません。
ですが、明日31日に首都で安全対策の講習会があるため、まだ任地縛り期間中ではありますが、首都に行ってきます。
首都のゲストハウスはwifiフリーなので、色々と試してみたいと思います。
明日・明後日と職場からお休みを頂いているので、しっかりと講習会の内容を身に着けてきたいです。
さて、8月頭に任地に赴任してから約1ヶ月が経ちました。
なので、今日はこの1ヵ月間の活動を振り返ります。
【私の配属先】
北部リンポポ州のモディモッレにあるモディモッレ農業センターに配属されています。
リンポポ州農業省傘下の農業普及指導サービスを実施する機関で、職員は19名です。
農家を訪問して巡回指導を行ったり、
センターに農家を招いて講習会を行ったり、
動物への予防接種や病気・怪我の動物への治療等を行っています。
片道1時間半かかる農家も担当していたり、書類のやり取りのため州都のポロクワネにほぼ1日かけて行くこともあります。
農業センターには大きく分けて以下の4つの部門があります。
・野菜栽培支援部門
・家畜飼育支援部門
・家畜健康管理支援部門
・経済担当支援部門
私は大学時代に経済学を専攻し、その後銀行で働いていたということを伝えると、経済担当支援部門に配属になりました。
【この1ヶ月でやったこと】
①プロジェクトサイトの視察
現在進行中のプロジェクトサイトや、今後プロジェクトを行う農家に連れて行ってもらいました。
プロジェクトサイトに連れて行ってもらうとコメントを求められるのですが、農業が全く分からない僕には何もコメントできません…。
②ミーティングへの出席
ミーティングといっても規模は様々で、職場内で行う職員同士の打ち合わせ、州政府へのビジネスプランのプレゼンテーション、4~5人で行うビジネスプランの打ち合わせ等があります。
南アは多言語社会なので、ミーティングなど公的な場所では英語が使用されます。なので話していることはなんとなくわかるのですが、南ア人訛りの英語にまだ慣れていないこと、話していることが農業に関する設備やそれに係る支出等専門的なことでそれに関する知識が不足していることで、まだしっかりとは理解できていません…。
③その他色々
スタッフで隣町に行く人がいたら連れて行ってもらったり、ビジネスプランを見せてもらったり、書類をコピーしたり、書類を整理したりしてます。
【振り返り】
職場の仕事内容の把握する期間だったので、正直言ってまだ活動らしい活動はできていないです。
まだ何ができるか考えている段階なので今後の活動方針も固まっていません。ですが活動期間は2年間あるので、気長にやっていこうと思っています。
南アでは日本と文化も言語も違うし、仕事の進め方も違う。そんな場所で突然やってきた外国人がいきなり自分のやり方を押し付けても、よい活動とはならないでしょう。
現地の人々が私に求めていることと、私が問題だと感じ改善すべきと感じたこと。
この2つをしっかりすり合わせながら活動していきたいです。
まずはコミュニケーションをしっかりとって、言語能力を向上させたいです。
にほんブログ村