2015年12月19日土曜日

2015年の振り返り



こんにちは。
先週1週間停電&断水続きでしたが、ようやく落ち着いてきました。

さて、南アフリカはキリスト教がマジョリティの国ということもあり、町中がクリスマスムードです。
職場も休みになっていることが多く、家族と一緒にクリスマスを過ごすために実家に帰っている人が多いです。
私の配属先も来週から休暇に入るスタッフが多いので、私も明日から年明けまで休暇に入り、ポートエリザベスからガーデンルートを通りケープタウンまで旅行に行ってきます。

なので今回は年内最後の更新として2015年を1ヶ月ごとに簡単に振り返ってみたいと思います。
本当は活動のことを書きたかったんですが、ちょっと時間がないので年明け後任地に戻ってきてから書きます。


1月

協力隊の2次選考(面接)が東京でありました。




2月

12日に協力隊の結果発表があり無事に合格。
16日に25歳の誕生日を迎えると同時に会社に退職届を出しました。


3月

上旬にコミュニティ開発の技術補完研修がありました。
31日付で会社を退職しました。


4月

二本松訓練所に入所し訓練が始まりました。


  
5月

訓練も後半に差し掛かり厳しくなってきました。そんな中自主講座や前夜祭の企画もしてました。
 



6月

訓練が修了しました。修了後は実家でのんびりしたり、表敬訪問に行ったり、先に出国する同期隊員の見送りに行ったりしてました。



7月

いよいよ南アフリカに派遣! 最初の1ヶ月は首都のゲストハウスに滞在し語学訓練を受けたり、3泊4日で任地訪問しました。



8月

任地モディモッレに赴任。最初は家に家具が何もありませんでした。



9月

帰国隊員の報告会で上京し、生まれて初めてボルダリングをしました。



10

農家の収穫を手伝わせてもらったり、職場で色々なイベントがあったのでそれに参加してました。



11

日系企業の研修を受けたり、同僚とタウンシップに行きました。



12

ヨハネスブルクにある日本人学校を訪問したり、大使館のイベントにご招待させて頂きました。



こんな感じですね。
記事にできていないイベントも多いので、来年はもう少しブログの更新もしていけたらと思います。

それでは皆さん、良いお年を!



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2015年12月8日火曜日

日系企業の農業研修



こんにちは。

最近は1日が経つのが早く感じます。南アフリカの空気に慣れてきた証拠でしょうか?

南アフリカはアフリカの中でも発展している国で、日本の民間企業も数多く進出しています。業種は商社、メーカー等様々です。
その中でもとある日本の種苗メーカー(以下A社)が南アフリカに進出しているので、先月上旬に現地業務費をJICAに申請して、A社の農業研修に参加させて頂きました。
今回はその研修に関する記事です。

【研修場所】
研修はA社の南アフリカ支社のあるランセリアで行われました。首都プレトリアから車で45分ほどのところです。
首都近郊ではあるのですが、周りには何もなく、食料等を買うにも車で15分ほど離れたスーパーまで行かないといけませんでした。


【研修の内容】
研修の内容は以下の通りでした。
1・2・4日目 農業ビジネス研修(予算の組み方、帳簿の付け方、栽培計画立案の方法等)
3日目 野菜栽培研修(土壌や肥料等野菜栽培の基礎、各野菜(トマト、グリーンビーンズ等)毎のケーススタディ)
5日目 A社支社・工場・研究施設の見学

この研修を南アフリカ人農家9名、A社インターン4名と一緒に受講しました。

 
予算や栽培計画について議論していく中で、農家のリアルな金銭感覚(毎月何にいくらを費やしているのか)や農家がどのような情報を持っているかがわかり、南ア人農家の生活実感を得ることができました。

また研修の一コマで、 What is an entrepreneurial farmer? (起業家農家とは何か?)というコマがあって、その際に挙げられていたのが、

『起業家農家は農業をビジネスとして捉え、補助金に頼らず資金調達源を持つ。常に農業を向上させる情報や方法を探し、市場のニーズに気を付けている。』

ということでした。

そのような農家が増えれば農家の生計・収入は確実に向上するだろうし、そうすることが私の仕事なので頑張っていかないといけないですね(実際の活動の話はまた改めて)。

【A社見学】
他の農家の方は4日目までで研修は終了だったのですが、5日目に特別にA社の工場や研究施設を見学させて頂きました。A社の方には本当によくして頂きました。

私は今までこのような工場を見たことがなかったので、「へえー、こんな感じで作っているんだ」という感じでしたが、農業に詳しい同期隊員曰くけっこうすごい施設だったようです(写真は外観だけです)。



今まで農業に関する知識がなく、農家と配属先職員の会話についていけていませんでした。
今回学んだことを活かして、農家に基本的な予算組みやプランニング等指導していければと思います。



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2015年12月3日木曜日

北部隊員の任地訪問



こんにちは。
日本は大分寒くなってきましたか? 南アフリカは先々週がとても暑かったのですが、先週から大分落ち着いてきました。
それでも夏に向かっている時期なので相変わらず暑いです。

さて、久しぶりの更新となりました。
前回の記事から1ヶ月半、この間何もなかったわけではなく、

World Food Day Arbor DayBela Bela(任地の隣町)での職場のイベントに参加

・北部の同期隊員の家に遊びに行く

・現地業務費を申請し、とある日系企業の農業研修に参加

・上記のことが重なり、体調を崩す

・某日本電化製品メーカーの方とお話する

・南アフリカで歯医者に行く

などなどと、それなりに書くことはありました。
少しずつ書いていきますが、今日は同期隊員の家に遊びに行ったことを書きます。


【同期隊員はどこにいる?】

今回お邪魔したのは、北部のリンポポ州のブンゲーニに暮らす同期隊員です。
私の配属先もリンポポ州なのですが、私の任地モディモッレはリンポポ州の南部に位置するので、同期隊員の任地とはかなり離れています。
バスとタクシーで移動して、大体6時間ほどかかりました。



【ブンゲーニはどんなところ?】
ブンゲーニに着いてみると、まず緑が多いことに気付きました。そんなに雨が降るわけでもないみたいですが、山の斜面一面が緑で覆われており、モディモッレとは栽培されている野菜も違うようでした。


ブンゲーニはかなり田舎で町というよりも村です。職場の同僚にブンゲーニに行くと言っても、どこかわかっていませんでした()
道路も舗装されておらず、家の形や人と人の距離感等モディモッレと違うところが多かったです。



また、話す言葉も違っていて、私の任地モディモッレでは現地語セペディ(ノーザンソト)が話されますが、ブンゲーニではツォンガ語が話されていました。

また同期隊員は現地の農家にホームステイしているので、ホームステイ先とその方が経営している農場にもお邪魔しました。
トマトやバターナッツを育てているとのことです。



その日はちょうどラグビーワールドカップの準決勝の日で、ホームステイ先で南アフリカvsニュージーランドの試合を見ることができました。
私達はもちろん南アフリカを応援していたのですが、残念ながら敗戦となってしまいました…。



ということで、今回の旅行で南アフリカの違った一面を見ることができ面白かったです。
南アフリカは広い国でまだまだ行けていない地域ばかりなので、これから南アフリカ中を旅して、もっと南アフリカのことを知っていきたいです。



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