2017年3月28日火曜日

南アフリカのインターネット事情② 携帯会社別接続エリア・料金プラン比較



こんにちは。

今日は南アフリカのインターネット事情についてです。
以前にもネット事情に関する記事は書いているのですが、今回は主要4社のネットの繋がりやすさ、ネット料金の比較をまとめたいと思います。
(※この情報は2017年3月時点のものです。ネット料金は変動しますし、各社のホームページで確認はしていますが情報に誤りがある場合もありますので、参考程度にご覧ください。)

【繋がりやすさ・通信速度】
まず電波状況ですが、携帯会社に寄りますが基本的に南アフリカのどこにいても電波は入ります。
田舎の方の農家を訪問しても、ほぼ全員の農家が携帯電話を保持していて、連絡を取り合っています。

南アフリカの大手携帯会社は Vodacom, MTN, Telkom, Cell C の4社になりますが、電波の接続エリアが広い(田舎でも電波が入る)のは、
Vodacom > MTN > Telkom > Cell C
の順になります。
VodacomSIMカードを持っていれば、南アフリカのどこにいても大体電波は入ります。逆にCell Cだと地方都市に行くと電波が入らないということもあります。

ネットの通信速度ですが、ヨハネスブルグ、プレトリア、ケープタウンといった大都市では4Gが利用可能です。
それ以外の地方都市や田舎では3G2G通信になります。私は任地で3G2G通信を利用していますが、特段不便に感じることはないです。メールの送受信やネットサーフィンはもちろん、Youtube等の動画もあまり止まることなく見ることができ、Skype等のビデオ通話も可能です。日本のネット接続とあまり変わらないと思います。
ちなみに、先日マラウイとザンビアに任国外旅行に行った際に感じたのですが、南アフリカのネット速度はマラウイ・ザンビアの2国と比べるとかなり速いです。任国外旅行の時は普段南アですぐに読み込めるページがなかなか読み込めず、ちょっとストレスでした()

SIMカード。左がMTNで右がVodacom。


【各社毎の料金プラン】
それでは、各社毎の料金プランを見ていきましょう。
ちなみに、大都市在住で長期滞在される方はADSL回線を利用して無制限のWifi契約をできたりするらしいですが、地方在住の協力隊員には縁のない話なので、この記事では各社のプリペイドプランのみを紹介します。
(※価格は現在R1≒9円ですが、R110円にして10倍するとわかりやすいです)

Vodacom
まずはVodacomです。MTNと並び最大手の1社で、地方でも電波が入りやすいので、地方在住者の大きな味方です。その分データ料金は高めです。
ちなみに、私達協力隊員はこのVodacomを通話用電話としている隊員が多いです。

参照URL

プリペイドデータの有効期限:1日、7日、14日、30日、 Pay Once Recurring(先払いして一定のデータ量を毎月もらえるプラン)

1 Day
20MB R5
60MB R8
100MB R13
250MB R25

7 Days
50MB R10
100MB R15
250MB R35
500MB R59
1GB R89

14 Days
1GB R99

30 Days
15MB R9
30MB R12
100MB R29
250MB R59
500MB R99
1GB R149
2GB R249
3GB R299
5GB R399
10GB R599
20GB R999

Pay Once Recurring
50MB 3months R29(毎月50MBを3ヶ月間もらえる)
100MB 6months R119
250MB 6months R219
500MB 6months R339
1GB 12months R899
2GB 12months R1,399
5GB 12months R3,499
10GB 12months R5,999


MTN
次はMTNです。こちらも大きな会社で、ユーザー数も多いです。
Vodacomほどではありませんが、地方でも繋がる方です。
MTNVodacom同様やや高めですが、後述のNight Expressがあるのが便利です。

参照URL

プリペイドデータの有効期限:1日、1週間、2週間、30日、60日、180日、360日、Night Express(深夜0時~6時までしか使えないが回線が速い)

1 Day
20MB R4
35MB R6
50MB R8.5
75MB R12
100MB R15
200MB R25

1 Week
50MB R10
100MB R15
300MB R35
500MB R45
1GB R65
2GB R99

2 Weeks
1GB R89

30 Days
5MB+1.25MB(Free) R4
20MB+5MB(Free ) R12
50MB+12.5MB(Free) R25
100MB+25MB(Free) R35
300MB+75MB(Free) R85
500MB+125MB(Free) R105
1GB+500MB(Free) R160
2GB+1GB(Free) R260
3GB+1.5GB(Free) R330

60 Days
5GB R430
10GB R650
20GB R1,250

180 Days
30GB R1,350

360 Days
50GB R1,999
60GB R2,399
100GB R3,999

Night Express (Daily)
250MB R5
1GB R10


Telkom
3番目にTelkomです。
Telkomは都市だと強いですが、地方だと繋がらないこともあります。Check Coverage のページで接続可能エリアを確認できます。
私はこのTelkomをスマートフォンのメインのSIMカードにし、スマートフォンをテザリングすることでパソコンでインターネットをしています。

参照URL
エリア Check coverage https://secure.telkom.co.za/today/ucm/

プリペイドデータの有効期限:1ヶ月、6ヶ月、12ヶ月

Monthly
25MB R7.25
50MB R14.50
100MB R29
250MB R39
500MB R69
1GB R99
2GB R139
3GB R199
5GB R299
10GB R499

6 Months
20GB R899

12 Months
50GB R1,799
100GB R3,199

Telkomのホームページによると、コマンドではなくアプリや店頭で購入すれば、有効期限が1ヶ月のもの(~10GB)は同じ金額で一度使い切りではなく毎月もらえるRecurring Data Bundleが購入できるようです。こちらの方が絶対にお得ですね。


Cell C
最後にCell Cです。
私はCell Cだけ使ったことがありません。しかし、今回調べてみて365日プランがかなり料金が安かったので使ってみれば良かったと思いました…
ただ、Cell Cは接続エリアが狭く、協力隊員が派遣されている田舎だと繋がらない場所も多いです。

参照URL

プリペイドデータの有効期限:30日、365

30 Days
60MB R20
100MB R29
200MB R49
500MB R99
1GB R149
2GB R249
3GB R299
5GB R399
10GB R599

365 Days
100GB(Anytime) R1,499
200GB(50GB Peak Data & 150GB Midnight Data) R999
200GB(Anytime) R1,999


というわけで、以上がデータプラン料金のまとめでした。
データプラン料金はざっくりと安い会社から順に
Cell C Telkom MTN Vodacom
となるかと思います。

接続エリアの広さとは反比例の関係にあるので、生活圏がどこになるかでどの携帯会社を利用するか決まってきますね。
大都市周辺の電波が良い地域に住むのなら、ネット料金の安いCell Cがお勧めです。
一方、電波の悪い田舎に住むのなら、接続状況の良いVodacomが第一の選択肢になるかと思います。
また、複数の携帯会社のSIMカードを持って、通話はVodacom、インターネットはCell Cというように状況によって使い分けていくのが賢明な判断と言えるでしょう。



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2017年3月22日水曜日

任国外旅行 マラウイ・ザンビア



こんにちは。

先日2月25日から3月9日までマラウイとザンビアに任国外旅行に行ってきました。

青年海外協力隊には任国外旅行の制度があり、1年間のうち20日間まで、配属先の了承を得たうえで休暇を取得し、派遣国以外の国へ行くことができます。派遣期間は2年間なので、最高で40日間まで利用可能です。使用しない場合は権利を放棄したとみなされ、1年目で使用しなかった日数を2年目に繰り越すことはできません。
旅行で行ける国は派遣国によって異なります。南アフリカ派遣の隊員は現在タンザニア、ボツワナ、ジンバブエ、マラウイ、ザンビアの5ヶ国に行くことができます。
また、この任国外旅行制度を利用して、日本に一時帰国することも可能です。日本への渡航は派遣期間中1度のみとなっています。

南アフリカに派遣された当初からザンビアとマラウイの2国には行ってみたいと思っていました。同期隊員も多く派遣されているし、南アと違ってアフリカっぽい国だと思っていたので。
帰国後の進路開拓の都合もあり(この辺りは次回か次々回の記事で)、なかなか機会がなかったのですが、ようやく時間も取れたので今回行ってきました。


まずはマラウイから。

旅行のルートは、飛行機で南ア・ヨハネスブルクからマラウイ・ブランタイヤへ入り、同期隊員の任地を転々として首都リロングウェまで北上しました。

ブランタイヤの空港
マラウイはWarm Heart of Africa と呼ばれているぐらい、アフリカの中では治安の良い国です。実際街を歩いていても危険を感じることはあまりなく、人も良い人が多そうな印象でした。



マラウイには観光する場所があまりありませんが、その中の観光地がマラウイ湖です。湖ではありますが、とても大きく向こう岸が見えません。砂浜もあるので、海みたいです。
マラウイ湖ではスキューバダイビングや釣り、ハイキングといったアクティビティも楽しめます(マラウイ湖の水には住血吸虫という寄生虫がおり、毛穴等から侵入してきて健康を害するため、JICA関係者は水には入れません。私達は釣りを楽しみました)。



1点、驚いたのが物価です。
マラウイはアフリカの中でも最貧国の1つとされています。なので、日用品や食材も安く販売されているかと考えられますが、実際は南アフリカよりも物価が高い物もあるぐらいでした。
南アでR15-20(約150200円)で買えるリンゴ1パックがR50相当(約500円)
と約3倍の価格で売られていたり、南アでR45(約450円)のシャンプーもR60相当(約600円)で販売されていました。

マラウイではリンゴが高い!
マラウイは自国の産業が弱く、多くの物を輸入に頼っています。南アフリカから輸入されている物が多いですが、内陸国であるマラウイまで輸送するにはコストがかなりかかり、物価も高くなっているようです。



次にザンビアです。

マラウイの首都・リロングウェからザンビアの首都・ルサカまでバスで一気に移動し、その後リビングストンに向けて隊員の任地を訪問しながら移動しました。
ちなみにマラウイーザンビアの国境では携帯電話のSIMカードを買えたり、お金を両替できたりします。両替はアメリカドルとマラウイクワチャの両方からザンビアクワチャに両替でき、レートは交渉次第です。


ザンビアはマラウイと比べると発展していて、首都には大きなショッピングモールやサッカー場もありました。元々は1つの国だったザンビアとマラウイですが、ザンビアでは銅という資源が取れるのが大きいそうです。
ちょうどU20ザンビア代表の試合がやっていました

今回の旅行でお土産に買ったのがチテンゲという布です。テーブルクロスに使ったり、テーラーさんに持って行って服や小物類(鞄や財布)を作ってもらうこともできるそうです。
私はハーフパンツをオーダーしました。出来上がりが楽しみです。

チテンゲ屋さん

ザンビアには世界三大瀑布の1つであるビクトリアフォールズがあります。



時期によって水量が変わりますが、ちょうど今の時期は最も水の多い時期で、すごい迫力です! 水しぶきで周りが白く、天気がいいとジンバブエ側が見えるらしいですが、全然見えません()



滝の周辺を散策していると滝の水が降ってきてびしょ濡れになります。訪れる際は防水カメラをお忘れなく!あと眼鏡の人はコンタクトにしていった方がいいです。ちなみに、レインコートとサンダルは現地でレンタルできます。私はレインコートなしで行って、服が水を絞れるぐらい濡れました()


最後に、どちらの国でも隊員仲間のおもてなしが凄かったです。
快く家に泊めてくれたり、料理を振る舞ってくれたり、町を案内してくれたり…感動しました()
現地語でやり取りができる隊員も多かったです。村で活動している隊員は現地人に英語が理解できない人もいるため、現地語で活動も行っているとのことでした。
普段英語ばかり使っている私はTHE・協力隊と言える生活を送っている尊敬の念を抱きました。
また、3ヶ月後に日本で多くの同期隊員に会って話せるのが楽しみです。

同期隊員が作ってくれた現地飯!



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