こんばんは。イチローです。
今日は語学の中間試験とシニアボランティアの壮行会についてです。
◎中間試験
月曜日、訓練所では訓練言語の中間試験が行われました。
現在二本松訓練所ではフランス語やアラビア語、クメール語や英語等々各派遣国の言語を訓練しています。
訓練時間の約7割は語学の訓練が行われており、この訓練における語学の重要性が伺えます。
月曜日の中間試験は4月に入所してから1ヵ月間の学習の成果を確認する場として行われました。
テストは言語別、さらに学習者の多い英語はレベル別で行われました。
私は英語の試験を受けたのですが、内容は以下の通りです。
Listening → 道案内、図を描く、選択問題、数字聞き取り、Logical answer
Written → 写真を見て状況説明とその理由、選択問題、比較級・最上級、3~4文を1つにまとめる
Essay → 進路を迷っている人に意見する
Oral → お花見について説明、派遣国での心配事、訓練所での講座について説明
大学受験でやる問題よりも実際に派遣国に行った際に役に立つような実践的な問題が多かった印象です。
ちなみに私の結果を公開しますと…
Listening 82.5%(平均69.0%)
Written 87.5%(平均82.1%)
Essay 17/20(平均点不明だが大体平均程度と思われる)
Oral 46.0%(平均65.4%)
Total 216.0%(平均216.6%)
ということで、平均を少し下回る結果になりました。
原因は明らかで、Oralが平均を大幅に下回っていることが原因ですね。
普段の講座の時から自分でもわかっていたのですが、私はSpeakingだと文法的に間違った表現をしてしまうことが多いです。具体的には単数形・複数形、冠詞、言葉の順番等のミスです。
Speakingの時は気を付けているんですが、なかなか直らないですね…。
しかしスタッフの方もおっしゃっていたのですが、今回はあくまで中間時点での評価であって、自分の強み・弱みを見つけて強みは伸ばし、弱みは補っていくためのものです。
中間試験後のフィードバックで、「文法が正しくできてる文法書を音読しよう」と講師から言われましたので、今後実践して改善していきたいです!
さて、この派遣前訓練は選考を兼ねており、講座の成績や普段の受講態度、健康状況によっては派遣国に派遣されずに、訓練所を退所となる可能性があります。
私達訓練生はまだ青年海外協力隊候補生であり、青年海外協力隊員ではありません。
今回中間試験の結果を受けて、残念ながら1名の訓練生が退所となってしまいました。退所となるのはこれで2人目です。(1人目は骨折のため)
朝の集いでいきなり聞いたので、訓練生一同とても驚きました。
私も会えばそこそこ話すような方だったので、とても残念な気持ちです。
今後JICAから出される課題をこなしていけば、後の隊次にて派遣される可能性もあるとのことですので、頑張ってほしいです。
◎シニアボランティア修了式・壮行会
話は変わりまして、本日13日はシニアボランティアの方の修了式・壮行会でした。
今回平成27年度1次隊には18名のシニアボランティアの方がいらっしゃいました。
シニアの方からは長年の経験に基づいた深いお話を頂いたり、若いJOCVにも負けないほどアクティブに訓練活動に取り組まれる姿勢など、大変多くのことを学ばせて頂きました。
私の生活班でも2名シニアボランティアの方がいらっしゃったため、昨日送別会を開き、本日お別れの挨拶をしました。
もう訓練所でお会いできないかと思うと寂しい思いもありますが、目指すものは同じなので、訓練後には一緒に派遣国で頑張っていきます。
2年後の帰国後にまたお会いできることが楽しみです。
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