2016年6月28日火曜日

ケニアに行ってきました



こんにちは。

前回記事を書いてから3ヶ月以上経過してしまいました…。休みの日も語学の勉強をしてたりすると、なかなか書く時間が取れないですね(という言い訳です)。

少しずつ時間を取って更新していきたいところです。


というわけで、今回は先月に受けたJICAの研修について、記事にします。


SHEP研修第2弾】
今回受けた研修はJICASHEPという農業プロジェクトの研修です。SHEPについては以前の記事で触れていますのでそちらをどうぞ。

SHEP研修は2月にも受けています。前回の研修はSHEPプロジェクトの概要やアフリカ各国での履行状況、そしてプロジェクトにおけるジェンダーの重要性が主なテーマでした。
今回の研修では農家の現状把握や計画策定の手法、市場調査のやり方等よりプロジェクトの具体的な手法を学ぶことができました。また、SHEPが実際に実施されている農家を訪問することもできました。

そのため、今回の研修はSHEPが元々実施された国であるケニアにて行われました。
私も研修に参加するためだけにケニアに渡航させて頂きました(ちなみに現在ケニアは治安の関係で他国のボランティアが任国外旅行で行くことができません)。
研修を受けるためだけに他の国に行くとは、前職の銀行員時代では考えられなかったことですね…。
飛行機の窓からはキリマンジャロも見えました。



研修には半分参加者、半分お手伝いというポジションで参加させて頂きました。
研修内容の詳細には触れませんが、今後活動していく中で活かせるツールや考え方を学ぶことができました。

また、前回の研修同様、JICA専門家の方々やケニアの協力隊員とお話する機会がありました。
その方々からも活動のヒントをもらうことができたので、これから活動に反映していきたいです。




【南アとケニアの違い】
今回のケニア訪問は昨年7月に南アに来てから初めて南アを離れる機会でした。
ケニアの滞在は1週間という短い期間でしたが、その中で南アとケニアで違う点に気付くことができました。
以下箇条書きでまとめていきます。

・気候の違い(乾燥している南アフリカとは違いケニアは降雨量が多く、緑が豊富)
・農作物の違い(ケニアでは米、バナナ、苺など南アフリカでは見られない作物が栽培されていた)
・土地の活用方法の違い(ケニアでは幹線道路沿いの小さなスペースでも農作物が栽培されているのを散見できた)
・農家の販売先の違い(ケニアでは地方中小都市にも立派なマーケットがある、南アは基本的に大都市にマーケット集中)
・農家の農業に取り組む姿勢(ざっくり言うとケニアの農家の方がモチベーションが高い)
・農業センターの姿勢(ケニアの農業センター職員は休日でも農家を訪問しているそうな)
・車が多い(特にナイロビ)
・車間距離が狭い(ナイロビでは絶対運転したくないです…)
・大気が汚い?(地方都市で歩いていたら目が痛くなった)
・道路沿いに露店が多い
M-Pesaがすごい便利そう
・コンビタクシーにテレビがついてるらしい
・全体的にごみごみしてて、アフリカっぽい(南アが違うだけかも)


こんなところですかね。
最初はアフリカというとどの国も同じような印象を持っていたのですが、南アに住んで1年近くたつと大分各国で印象が違うことに気付くことができました。
しかし、まだまだ任国のこと・任地のことはわからないことばかりなのでもっと任地にどっぷり浸かり、任地・南ア人のことをもっと知れるようしていきたいです。




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