2015年5月9日土曜日

講座:任国事情



こんばんは。花の土曜日にしっかり飲んできたイチローです()




前の記事で次回は語学の授業について書くと書きましたが、予定を変更して本日行われた任国事情の講座について書きたいと思います。




◎任国事情講座とは??

ご存知の方も多いかもしれませんが、青年海外協力隊は2年間任地である(いわゆる)発展途上国に派遣されます。

任国では首都に派遣される隊員もいれば、都市部から離れた農村部に派遣される隊員もいます。

任国でベストの活動を行うためには、事前に派遣国や任地の情報を調べておくことが不可欠で、隊員は各自任国の情報を調べています。

ですが、本やインターネットでの情報収集には限界があります。実際に現地に行ってみないとわからないことってたくさんありますよね。

ということで、訓練期間中に青年海外協力隊のOB・OGの方がいらっしゃって、現地の生の情報やご自身がされた活動をお話される講座があります。
 
本日私は南アフリカに小学校教育で派遣されていた方や村落開発普及員(現:コミュニティ開発)としてマラウイやフィリピンに派遣されていたOB・OGの方とお話させて頂きました。



特に南アフリカのOBの方からは南アフリカのリアルな情報を伺うことができました。その中で1つ印象的なお話をさせて頂きます。

南アフリカには依然アパルトヘイトがありました。皆さんご存じだと思いますが、簡単に言うと人種隔離政策です。

アパルトヘイトが撤廃されて20年たちますが、実際にはまだ白人の力が強いとのことです。

南アフリカの大企業のトップは黒人です。ですが、その下の管理職の85%は白人で、実質的にはまだ白人が権力を持っているとのことです。

アパルトヘイトがなくなったまだ20年ちょっとで、そう簡単に社会は変わらないということですよね…。社会に変化を起こすことの難しさを感じるエピソードでした。




他にも現地の写真を見せて頂いたり、赴任後のスケジュールや現地での生活技法、アクティビティについて教えて頂き、早く南アフリカに行きたくなりました!


無事に南アフリカに行くためにはまず派遣前訓練を修了しないといけないので、まずは明後日の語学の中間試験を頑張りたいと思います!()





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