2017年9月11日月曜日

イギリス大学院出願書類・出願の流れと協力隊が出願する際の注意点



出国まで10日を切りました。
最近は愛知の実家でのんびりしてます。どこかに軽く旅行に行ってもいいんですけど、出かける気にならなくて。
そういえば、ブログのタイトル変えました。

今日はイギリス大学院への出願の流れと、協力隊員が期間を空けずに進学する際の注意点をまとめます。

全然関係ないけど(笑)、ケープタウンのオットセイ

●出願書類
これは色々な所で紹介されているので簡単に。
Personal Statement (志望動機書) 各校1通ずつ
Reference (推薦状) 一般的には2通
CV (履歴書)
IELTSの成績証明書
・大学の卒業証明書、成績証明書
・パスポートのコピー

出願は無料の大学が多いですが、大学によっては出願料がかかったり、その他にAgent Formに記入して提出する大学もあります。
各書類の作成方法はインターネット上に有益なサイトがたくさんあるので、探してみてください。また、留学エージェントに登録しておけば合格者が書いたサンプルを見れるので、そちらも参考になります。
ちなみに推薦状ですが、私は学部時代のゼミの教授と、JICAのボランティア調整員の方にお願いしました。



●出願の流れ
ここでは私の出願の流れを記載しておきます。
けっこう前倒しで手続を進めたので、参考になれば幸いです。

・2015年

3月
留学エージェントBeoに登録を済まし、出願の流れ等についてカウンセリングを受ける。

4月7日
派遣前訓練の始まる前に、大学時代のゼミの教授に面会。協力隊後は大学院進学を考えていることを伝え、推薦状を(仮)依頼する。

11
この時期からIELTSの勉強を始める。また、大学院のホームページを見始めて、どんなコースで勉強したいか考える。

12
2月末のIELTSに受験申込をする。年末はケープタウンに旅行に行く。

・2016年

2月27
プレトリアでIELTSを受ける。

3月11
ILETSの結果が出る。Speakingがダメ…

4月
6月のIELTSに受験の申込。Speakingを中心に勉強する。
また、この頃に大学院の専攻は政策を絡めた開発経済がいいかなと思い始める。

5月
研修でケニアに出張。帰ってきてからはかなり追い込んで勉強する。

6月
志望校を ManchesterNottinghamSussexBristolEast Angliaの5校とすることを留学エージェントの担当者に連絡し、出願に必要な書類の案内を受ける。

6月18
2度目のIELTS受験。前回より手応えは感じつつ、不安な気持ちで結果を待つ。
受験後は出願書類の書き方に関して情報収集。

7月8日
IELTSの結果が出る。7.0が取れてよかった。

7月下旬
推薦状を正式に依頼。学部時代の卒業・成績証明書は日本の両親に取り寄せを依頼。志望動機書・CVも下書きを始める。

8月18
志望動機書とCVの下書きが完成したため、エージェントに添削を依頼。内容に関するチェックはなく文法的な添削のみだが、十分役に立つ。

9月9日
出願書類一式をメールでエージェントに提出。East Angliaは出願を取り止めたため、4校へ出願。
原本の郵送が必要な推薦状に関しては、依頼していた調整員がちょうど一時帰国していたため、日本からエージェントに郵送してもらう。
その後、Nottinghamの出願料も支払い、手続完了。

9月17
エージェントから出願を始めたのと連絡。

10月4日
朝起きるとエージェントから審査結果報告のメールが来ていた。ManchesterからRejectのお知らせ。自分の学部時代の成績では厳しいとのこと。
Manchesterは割と自信のある大学だったので、落ちて焦る…。追加の出願先を考え始める。

1028
BristolからRejectのお知らせが届く。難易度が高いことはわかっていたし、志望度も高くなかったので、仕方がない。

1110
配属先オフィスにいると、スマートフォンにメールの通知が。なぜか見る前から大学院の結果が来たとわかっていた。
メールを見るとSussexからの審査結果メールで、結果はUnconditional Offer(無条件合格)! とりあえず1つ受かってほっとする。

1221
審査に時間がかかっていたNottinghamから審査結果が届き、Unconditional Offerの通知をもらう。

2017

2月19
最終進学先をNottinghamに決定。決めた理由は
①元々志望度の高いコースで、自分が勉強したいことが勉強できること
②勉強する経済学のランキングでは英国でトップ10に入るレベルの高さ
③日本人等各国留学生向けの奨学金があり、留学生の受け入れに力を入れている印象があったこと
④日本人が少ないイメージがあり、英語が上達しやすそう

  

●協力隊任期中に出願する際の注意点
まず任国ですが、イギリス留学を考えている場合はIELTSを受けれる国を選びましょう。
派遣国によってはIELTSが受けれずに、任国外旅行でわざわざ別の国まで行ってIELTSを受ける羽目になります。

また、任期後に留学しようと派遣前から考えているなら、できれば推薦状の依頼を先にしておきましょう。
推薦状の依頼は気を使う作業です。挨拶もなしにいきなりメールで依頼して断られた人もいると聞きます。時間とお金と任国外旅行の日数を使って一時帰国して推薦状の依頼をするよりも、できれば先に挨拶しておくのが賢明でしょう。
また当然ですが、任期終了後に御礼の挨拶に伺うことも忘れないように。

あと隊次ですが、1番準備期間の少ない1次隊(6月末帰国で9月から留学)でも大丈夫です。CAS(入学許可証)がいつ発行されるかにもよりますが、任期終了後に個人用パスポートが返ってきてすぐにビザ申請すれば、手続は間に合います。
ただ、IELTSのスコアが足りず、Pre-Sessional から渡航しないといけなくなると日程的に厳しくなるかもしれないので、IELTSは十分なスコアを取って Unconditional Offerをもらいましょう。

合格後から渡航までの手続に関してはまた後日まとめたいと思います。
  

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