先週から首都プレトリアのゲストハウスで南アフリカの現地語を勉強しています。今日はその現地語について書きます。
【南アフリカの現地語とは?】
南アフリカには11個の公用語があります。日本語しか公用語がない日本に住んでいる日本人にはなかなか考えられないことです。多文化社会である南アフリカを象徴する一面ですね。
11個の公用語には英語のほかに以下のものがあります。
アフリカーンス語
ソト語
北ソト語
コーサ語
ズールー語
ツォンガ語
ヴェンダ語
ンデベレ語
ツワネ語
スワジ語
英語とアフリカーンス語はヨーロッパを由来とする言語で、その他の9つの言語はバントゥー諸語となっています。これらのバントゥー諸語は似ている面もあり、南アフリカ人は自分の地域以外の現地語も理解できるそうです。
【私は何語を勉強しているか?】
僕の任地であるリンポポ州では地域によって異なるものの、私の赴任先のモディモッレでは北ソト語が主に使用されているので、私は今北ソト語を勉強しています。北ソト語(Northern Sotho)はこちらではSepediとも呼ばれています(正式にはSepediはNorthern Sotho の方言です)。
職種や配属先によっては現地語を勉強しないケースもあります。私と同じ27年度1次隊で南アフリカには4名派遣されていますが、1名は英語を勉強し、3名が現地語を勉強しています。3名はそれぞれ異なった現地語を勉強しています。
私のようなコミュニティ開発で地域に入っていく職種では、言語は重要なファクターになるので、地域に根付いた現地語が少しでもできるようになることが望ましいです。
【Northern Sotho の紹介】
今まで学んできたNorthern Sothoを少し紹介します。
・Hello
Dumela(相手が一人(single)の時)
Dumelang(相手が複数(plural)の時)
・How are you?
O
kae? (single)
Le
kae? (plural)
・I am fine.
Ke
gona.
・Good bye!
Sala gabotse (single / stay well)
Salang gabotse (plural / stay well)
Sepela
gabotse(single / go well)
Sepelang gabotse (plural / go well)
・All right.
Go
lokile.
・I'm Ichiro.
(Nna)
ke Ichiro.
発音はgが少し難しいですが、基本的に英語と同じ感じです。
新しい言語を習うのはなかなか難しいことですが、このSepediは協力隊で南アフリカ派遣にならなかったら知りもしなかった言語です。これも何かの縁だと思って頑張ります。
【番外編】
南アフリカの現地語のひとつにアフリカーンス語があります。
元々南アフリカはオランダの植民地だったのでオランダからの移民が多く、その移民達が使っていたオランダ語が変化したものがアフリカーンス語です。
そのアフリカーンス語で「~~でしょう?」と確認する時に使う言葉が面白いんです。
なんて言うと思いますか?
「ね」って言うんです!文の最後に。 「~~、ne」って(笑)。
日本語と同じで可愛いです(笑)。親近感がわきますね!
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