2016年7月11日月曜日

2度目のIELTSの結果が出ました!



こんにちは。

先月6月18日に南アフリカに来てから2度目のIELTSを受けてきました。
そして、先日のその試験結果が発表されました。


ちなみに前回の試験結果は

Listening : 6.5
Reading : 6.5
Writing : 7.0
Speaking : 5.5

Overall : 6.5

でした。
Speakingだけが6.0を下回ってしまい、とても悔しい思いをしました。(前回の結果発表時の記事はこちらからどうぞ)


前回は初めて受けるIELTSだったので結果はあまり気にせず、お試しとして受けたところありました。
今回は前回の結果を踏まえてきちんと勉強し、目標だった全分野6.5以上でOverall 7.0以上 を狙いに行く試験になりました。


そして今回のIELTSの結果です。カッコ内は前回からの変動です。

Listening : 9.0 (+2.5!)
Reading : 6.5 (±0)
Writing : 6.5 (-0.5)
Speaking : 6.5 (+1.0)

Overall : 7.0 (+0.5)

ということで無事に目標を達成できました!



Listeningは試験前の問題演習の段階からかなり手応えを感じており、本番も普段通りにできたので、8.0ぐらいかなと思っていました。まさか満点が取れるとは…
他の3分野も全て6.5と穴をなくすことができたのがよかったです。Readingが前回から変わらなかったこと、Writingが少し下がってしまったのが残念ですが。
  

今回の試験はハプニングの中での受験でした。

まずは任地の停電。誰かが電気の供給に使用されるケーブルを盗んだらしく、前日に首都(試験会場)に上京するまでの1週間は任地がずっと停電していました。
生活面にも影響はあったのですが、勉強面で大きな打撃を受けました。
1週間も停電が続くと電気機器が充電できません。PCKindleもウォークマンも充電できずに電池がなくなり、使えなくなっていきます。私はPCKindleに教材を入れて勉強していたので、それらの素材を使った勉強ができません。
職場の同僚からおそらく金曜日(首都に上京する日)まで復旧しないと言われていたので、金曜日まで電池を持たせて勉強できるように、毎日最低限の時間しかKindle・ウォークマンを使用した勉強ができませんでした。
(夜停電していて電気機器も使えず何もやることがないので、早く寝る習慣ができたことは良かったですが笑)

また試験当日にもハプニングがありました。
通常IELTSListening Reading Writing の順に午前中の試験が進んでいきます。
しかし、今回は試験会場近くでライブか何かが行われており、騒音のためListeningを後回しにしReadingから始めるよう試験直前に変更されました。
その後も騒音はおさまらず、結局Listeningも騒音があるまま行われました。

このように思ったような調整ができず、予期しないことが起きた状況での受験で目標としていたスコアが取れたので、それなりに実力がついてきたのだな、と嬉しく思います。


ですが、まだ語学力が足りていないのは自分自身が一番よくわかっています。
実際仕事で英語を使っていて、まだ相手の話していることが聞き取れない・わからないことも多いですし、自分の言いたいことが言えないことも多いです。
また、言いたいことを話す際に、遠回しにオブラートに包んだ言い方ができず、ストレートなビジネスに相応しくない表現にもなっているとも思います。
今後も語学の学習は継続していき、来年南アを離れる頃には国際人として恥ずかしくないレベルに持っていきたいです。


次回はどれほど需要があるかはわかりませんが、私がIELTS試験に向けて取り組んできた勉強法・教材を公開します。





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2016年6月28日火曜日

ケニアに行ってきました



こんにちは。

前回記事を書いてから3ヶ月以上経過してしまいました…。休みの日も語学の勉強をしてたりすると、なかなか書く時間が取れないですね(という言い訳です)。

少しずつ時間を取って更新していきたいところです。


というわけで、今回は先月に受けたJICAの研修について、記事にします。


SHEP研修第2弾】
今回受けた研修はJICASHEPという農業プロジェクトの研修です。SHEPについては以前の記事で触れていますのでそちらをどうぞ。

SHEP研修は2月にも受けています。前回の研修はSHEPプロジェクトの概要やアフリカ各国での履行状況、そしてプロジェクトにおけるジェンダーの重要性が主なテーマでした。
今回の研修では農家の現状把握や計画策定の手法、市場調査のやり方等よりプロジェクトの具体的な手法を学ぶことができました。また、SHEPが実際に実施されている農家を訪問することもできました。

そのため、今回の研修はSHEPが元々実施された国であるケニアにて行われました。
私も研修に参加するためだけにケニアに渡航させて頂きました(ちなみに現在ケニアは治安の関係で他国のボランティアが任国外旅行で行くことができません)。
研修を受けるためだけに他の国に行くとは、前職の銀行員時代では考えられなかったことですね…。
飛行機の窓からはキリマンジャロも見えました。



研修には半分参加者、半分お手伝いというポジションで参加させて頂きました。
研修内容の詳細には触れませんが、今後活動していく中で活かせるツールや考え方を学ぶことができました。

また、前回の研修同様、JICA専門家の方々やケニアの協力隊員とお話する機会がありました。
その方々からも活動のヒントをもらうことができたので、これから活動に反映していきたいです。




【南アとケニアの違い】
今回のケニア訪問は昨年7月に南アに来てから初めて南アを離れる機会でした。
ケニアの滞在は1週間という短い期間でしたが、その中で南アとケニアで違う点に気付くことができました。
以下箇条書きでまとめていきます。

・気候の違い(乾燥している南アフリカとは違いケニアは降雨量が多く、緑が豊富)
・農作物の違い(ケニアでは米、バナナ、苺など南アフリカでは見られない作物が栽培されていた)
・土地の活用方法の違い(ケニアでは幹線道路沿いの小さなスペースでも農作物が栽培されているのを散見できた)
・農家の販売先の違い(ケニアでは地方中小都市にも立派なマーケットがある、南アは基本的に大都市にマーケット集中)
・農家の農業に取り組む姿勢(ざっくり言うとケニアの農家の方がモチベーションが高い)
・農業センターの姿勢(ケニアの農業センター職員は休日でも農家を訪問しているそうな)
・車が多い(特にナイロビ)
・車間距離が狭い(ナイロビでは絶対運転したくないです…)
・大気が汚い?(地方都市で歩いていたら目が痛くなった)
・道路沿いに露店が多い
M-Pesaがすごい便利そう
・コンビタクシーにテレビがついてるらしい
・全体的にごみごみしてて、アフリカっぽい(南アが違うだけかも)


こんなところですかね。
最初はアフリカというとどの国も同じような印象を持っていたのですが、南アに住んで1年近くたつと大分各国で印象が違うことに気付くことができました。
しかし、まだまだ任国のこと・任地のことはわからないことばかりなのでもっと任地にどっぷり浸かり、任地・南ア人のことをもっと知れるようしていきたいです。




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2016年3月16日水曜日

第2号報告書を公開します


こんにちは。
南アフリカは1年で一番暑い時期が終わって、朝晩は大分涼しくなってきました。
これまで通り扇風機をつけたまま寝ると風邪をひいてしまいそうです(^^;)


さて、先週第2号報告書をJICAに提出したので、その内容を公開します。
第2号報告書は配属先と話し合って今後の活動の方針を決める報告書になっています。
赴任後6ヶ月で提出するものなので、私の場合は本来1月に提出するべきものだったのですが、諸事情があって提出が2ヶ月も遅くなってしまいました…。

第2号報告書の目次は以下の通りです。
0.報告書要約
1.活動計画の説明
2.活動計画策定に向けた配属先との意見交換
3.配属先の動向
4.受入国の人々との交流(配属先等任地の人々の日本や日本人に対する意識と受入国の人々との交流)
5.その他特記事項(トピックを選択でき、「日本と受入国の違い」を選択)

この活動報告書で少しでも青年海外協力隊のこと、南アフリカことを知って頂けたらいいなと思います。


0.報告書要約
配属先の農業センターに赴任してから半年以上が経過した。これまでに把握した職場・農家の現状を踏まえて、今後の活動の目標として「農家の収入・生計向上と自立」を掲げた。その目標を達成するために、活動を農家のビジネススキルを向上させることを考えている。具体的には帳簿の管理やビジネスプランの作成、仕入先・販売先の改善である。現在多くの農家が帳簿をつけておらず、ビジネスプランも農業センターが作成している。しかし、政府からの支援がなくなった時に農業を営んでいくには、自らの農業の状況を把握し資金調達等必要な対応をする必要がある。まずは帳簿付けに関する教材を作成し配布・指導する予定である。また、これらの活動は配属先のニーズがあり、農業に関するバックグラウンドがない私にも取り組むことができる活動である。同僚と議論し同意を頂いたうえで活動計画を策定したが、今後も配属先スタッフとコミュニケーションを頻繁に取り、必要があれば適宜修正していきたい。
南アフリカの中では日本・日本人を意識できている人は少ない。技術国日本を高く評価している人もいるものの、多くの人は日本人と中国人と区別できておらず、日本は中国の一部分であると考えている人も多い。また、日本人と南アフリカ人では時間や計画、宗教に対する考え方が大きく異なっている。日本人は決められた時間や計画はきちんと守るが、南アフリカ人にとっては一つの目安に過ぎないように感じる。この考え方の違いに戸惑うことが多かったが、赴任後半年以上が経ちようやく自分の中で割り切れことができるようになってきた。職員以外の農家や周辺住民との関係も少しずつできてきた。今後は仕事以外でも農家の家を訪問したり教会に行くなど、現地の生活体験をしていき、より南アフリカ人のことを理解できるように努めていきたい。

1.活動計画の説明
まず活動の目標として「農家の収入・生計向上と自立」を掲げた。その目標を達成するために、活動を農家のビジネススキルを向上させることを考えている。
具体的には帳簿の管理である。現在支援対象の農家には帳簿をつけていない農家が多い。今後の資金計画を練り資金調達を行うには、まず自分がお金をどの程度、何のために費やしているのか知らなければならない。帳簿付け用の教材を作り、農家に配布・指導する予定である。
次にビジネスプランの作成である。現在農業センターがビジネスプランを作成しているが、本来は農家自身が作成するべきものである。農家は農業に必要なインフラ設備は把握しているので、予算の組み方、見積りの取り方を指導し、部分的にでも農家自身でビジネスプランを作成できるよう支援したい。
最後に仕入先・販売先等の市場情報である。農家は決まりきった仕入先・販売先を持っており、新規の仕入先・販売先を検討している農家は少ない。まずは現状の仕入先・販売先を把握し、新規先を紹介していきたい。

2.活動計画策定に向けた配属先との意見交換
昨年8月に配属された当初は、配属先・農家のニーズがわからない状況で、農業知識・経験に欠ける私にできることがわからなかった。現在でも農家の正確なニーズは把握できておらず、農業に関する知識も不十分なままであるが、まずは配属先のニーズがありかつ私のバックグラウンドでできることで活動を進めていくことを決めた。今回の計画策定に当たり、所属している経済支援部署を中心に話し合った。特に同部署の女性職員はまとまった時間を取ってくれ、私の活動計画について深い議論ができた。配属先スタッフも私同様農家の帳簿に問題があること、ビジネスプランは農家自身が作るべきものであることはわかっているが、普段の業務との兼ね合いで手が回っていない状況である。そこで、私が項目1で述べたような計画を話したところ、問題がないという返事を頂くことができた。今後は本計画に沿って活動していくが、配属先スタッフとコミュニケーションを頻繁に取り、必要があれば適宜修正していきたい。

3.配属先の動向
組織体制や事業内容等ボランティア活動に影響を与えるような特筆すべき変化はあまりない。
活動中に判明したことを1点述べる。配属先は政府の予算によって運営されているが、政府の予算が十分になく、今後新規プロジェクトを行うことができない。したがって、活動は既存のプロジェクトに対して行っていくことになった。
また、赴任当初は配属先には白人が4人いた。しかし、現在では1人が退職、1人が家庭の事情で長期休暇中で、1人が妊娠中でまもなく産休となるため、実質的に1人に減り、ほとんどの職員が黒人となっている。多様性を重要視するこの国の価値観の中では若干危惧するべき状況なのかもしれない。

4.受入国の人々との交流(配属先等任地の人々の日本や日本人に対する意識と受入国の人々との交流)
南アフリカの中では日本・日本人を意識できている人は少ない。日本人の多くがアフリカの各国を細かく区別できないように、南アフリカ人にとって日本はアジアのとある1国でしかないと思われる。南アフリカでは日本車が多く走っており、日本の企業名やニュースを知っている人もいる。しかし、多くの人は日本人と中国人と区別できておらず、日本は中国の一部分であると考えている南アフリカ人も多い。一方で、日本に行ったことがあるという政府職員に会ったこともある。そのような人は日本の技術力を高く評価し、多少高価でも日本製品を使用しているという。
職場の同僚とは昼食を共にすることが多いが、家庭のある職員が多いため、夕食を共にしたり休日にお酒を一緒に飲むことはほとんどない。赴任後半年以上が経過し農家や周辺住民との関係も少しずつできてきたため、今後は仕事以外でも農家の家を訪問し食事をごちそうになるなど、現地の生活体験をしてより南アフリカ人のことを理解できるように努めていきたい。

5.その他特記事項(トピックを選択でき、「日本と受入国の違い」を選択)
日本人と南アフリカ人では時間や計画に対する考え方が大きく異なっている。日本人は決められた時間や計画はきちんと守るが、南アフリカ人にとっては一つの目安に過ぎないように感じる。そのため、ミーティングが決められた時間より遅く始まることもあれば、逆に早く始まることもある。アポイントを取って農家に行っても、所用で外出していないこともある。計画通りに物事が進行していなくても、特に焦ることなくマイペースに物事を進めていく人が多い。この考え方の違いに戸惑うことが多かったが、赴任後半年以上が経ちようやく自分の中で割り切れるようになってきた。
宗教に対する考え方も大きく異なる。無宗教である日本人の私に対して、南アフリカ人の多くはキリスト教である。日曜日には多くの人が教会へお祈りへ行き、人類の誕生について熱心に語りかけてくる。私が派遣期間中にキリスト教徒になることはないと思われるが、機会があれば一度同僚と共に教会に行き、現地の生活を体感してみたい。


この報告書を書いてから、今日帳簿付けの教材ができたので、今後はこれを片手に農家を巡回し、配布・指導していく予定です。

まだ具体的に何かしたわけでも、何か成果をあげられたわけもありませんが、手探りしながら少しずつ前進していきたいです!



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